(2017年6月取材時現在)
電気の良き相談相手であり、
将来のパートナーになれるように。
工場を持ち、複数店舗を展開しているような企業さまにとって、電気代は年間何千万、何億円にのぼる、頭の痛い出費です。私が取り扱っているエネルギーエージェントサービスは、そういった企業さま向けに、電気代の削減をはじめとした電気の効率的な活用をご提案しています。業種にもよりますが、平均で5%から15%の電気代を下げられますので、多くのお客さまに喜ばれています。
ただ電気代を安くするだけでなく「店舗の照明をLEDに替えましょう」といった省エネのアドバイスを行ったり、社内で必要なりん議資料を代わりに作成したり、とにかくお客さまの懐に入るのが私のスタンス。電気のよき「相談相手」となれるように、普段から心がけています。
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形のないサービスを売る。
そこに営業の醍醐味があった。
私がエナリスに入社したのは2016年。新電力が世に出てきて盛り上がってきたタイミングで、すごく面白そうに見えたのと、何より電気を売ってみたいと思ったんです。それまで、私は製薬会社で営業していたのですが、売る商品って明確でした。でも、電気って形がないものですよね。品質で差がでない。物ではなく、人で売る商品だと思いました。ここなら、営業マンとして必ず成長できると思ったんです。もうひとつは、市場の可能性の大きさです。電力自由化がはじまって、実際に新電力に変わったのは市場の約1割と言われています。電力市場は全体で20兆円ほどありますから、まだ18兆円は手付かずなんですよ。巨大な伸び代。この可能性に満ちた市場でビジネスができるというのは、私にとって大きな魅力と映りました。
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自分が手がけたサービスを
世の中に届けたい。
初めて受注したお客さまのことは今でも忘れられません。何ヶ月もかけてヒアリングして、細かな要望にお応えして、仲良くなり、最終的には大口案件をお任せいただきました。このとき、どんな業界でも信頼関係が一番大切なんだと実感したことが、強く印象に残っています。今、会社全体として「顧客志向」に力を入れようとしていますが、私もこれまで以上に、お客さまに近い存在でありたいと思っています。
将来的には、自分で手がけたサービスを、自分の力で売ってみたいですね。実は、すでに開発を進めているプロジェクトもあって、形になるのが今から楽しみです。エナリスでは、そういった新規事業のアイデアも、どんどん試していけるのが気に入っています。
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