神奈川県の地元企業に脱炭素推進メニューを提供
2021年03月09日「かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト」に採択
株式会社エナリス
株式会社エナリス・パワー・マーケティング
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏、以下、エナリス)の子会社で、小売電気事業者の株式会社エナリス・パワー・マーケティング(本社:東京都千代田区、代表取締役:下川伸康、以下、EPM)は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の活用を進める神奈川県内の地元企業に対して再エネを供給する小売電気事業者として、神奈川県が推進する「かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト」に参加します。
EPMは本プロジェクトを通して、使用する電気のすべてを再エネ(FIT電気を含む)由来に切り替えたい企業に対して、環境配慮型メニューである「RE100※1メニュー/エコメニュー」を提供してまいります。
また、エナリスはRE100を推進する国際NGOであるCDP※2より再エネプロバイダーに認定されており、脱炭素に向けた取り組みに課題をお持ちの企業等に対して具体的なアドバイスをご提供してまいります。
エナリスは、神奈川県内の地元企業の再エネ導入を後押ししながら、人とエネルギーの新しい関係を創造し豊かな未来社会を実現してまいります。
◆かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト
神奈川県が進める、2050年の二酸化炭素排出実質ゼロの達成に向けた取り組みの一つ。県内企業の再エネの利用拡大を目的として、小売電気事業者が提供する再エネ電力プランの周知と、積極的に再エネ電力への切替えを行った県内企業等の認定、公表を行う。
かながわ再エネ電力利用応援プロジェクトHPはこちら
◆エナリスの強み
エナリスは、2004年の創業以来培ってきた新電力支援のノウハウを基盤に、企業のお客さまのエネルギーマネジメントを支える各種サービスを提供しています。脱炭素に取り組む企業のお客さまには、実質再エネ100%を供給する「RE100メニュー」や、企業グループ全体の再エネ調達を担う「小売電気事業立ち上げ支援サービス」等を提供しています。2017年からはブロックチェーン技術を活用し、再エネが生み出す「環境価値」の計測・追跡実証に取り組み、再エネ価値を高める活動を推進。2020年には、太陽光発電設備や蓄電池を初期費用ゼロで導入できる「TPOサービス」や、複数の分散電源を束ねて制御する「VPPプラットフォームサービス」の営業を開始しています。さらに、国内で取引されている3つの環境価値証書(グリーン電力証書/J-クレジット/非化石証書)のすべてを取り扱っています。
- ※1:Renewable Electricity100%での調達を宣言する大企業向けのイニシアティブ。温室効果ガス排出量の削減や脱炭素を目指す環境団体The Climate Group(拠点:ロンドン)とCDPが協働で2014年に発足させた国際イニシアティブ。RE100加盟企業は使用電力の100%を再エネに切り替えることを目標としている。2021年3月時点、日本で50社が加盟している。
- ※2:CDPは英国ロンドンに拠点を置く国際NGO。企業等の温室効果ガスの削減、水資源、森林伐採等への対応を支援するため、世界50か国で活動を展開している。CDPは、事業を100%再エネで賄うことを目指すRE100を運営する団体(クライメイト・グループ)とパートナーシップを組み、再エネを推進している。さらに、CDPは毎年、大手企業に対して気候変動問題への取り組みに関する方針や対策等に関する質問票を送付し、世界9600社以上から回答を得て、企業を評価し、公表している。ESG投資家はCDPの評価を投資の判断材料として活用しているとされるため、多くの上場企業がCDPの評価を重視。また、CDPの質問書はRE100認定要件の進捗報告にも活用されている。こうした理由から、企業はCDPの指標を理解し、適切に気候変動問題に取り組み、情報を開示する必要がある。
《お客さま等からのお問い合わせ先》
株式会社エナリス お問い合わせフォーム:https://www.eneres.jp/agent/contact/