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ニュースリリース

神奈川県の地域電力供給システム整備事業の実施事業者に採択

2015年09月16日

~湘南電力の電力供給事業を拡充~

電力の効率的利用をサポートする株式会社エナリス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:村上憲郎、以下「エナリス」)と、神奈川県湘南地域の電力の地産地消を目指すエナリス子会社の湘南電力株式会社(本社:神奈川県平塚市 取締役社長:渡部健、以下「湘南電力」)は、湘南地域を中心に展開する電力供給事業において、神奈川県(知事:黒岩祐治)の「地域電力供給システム整備事業」の採択を受けましたのでお知らせします。今回の採択を受けて、エナリスと湘南電力は、神奈川県内の電力供給事業のエリアを拡大し、さらなるサービスの拡充を図ってまいります。

エナリスは、電力を効率的に利用すると同時に、新しい産業や新規雇用を生み出し地域経済の活性化に繋がる “電力の地産地消”に着目し、積極的に取り組んでいます。その一環として、湘南地域を本拠地に活躍するJ1所属のプロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」と共同で、湘南地域で生まれた電力を湘南地域に供給することを目指す新電力「湘南電力」を、昨年9月に設立しました。

湘南電力が、太陽光発電事業者から優遇価格で電力を調達し、高圧の需要家へ現状より安い価格で電力を供給する一方で、需要家のエネルギーマネジメントや需給管理等をエナリスが行い、湘南電力の事業をバックアップしています。

さらに、湘南電力は、利益の一部を湘南ベルマーレなどが湘南地域で行う地域貢献活動へ還元し、地域の活性化に役立てています。

今回採択を受けた神奈川県の「地域電力供給システム整備事業」は、エネルギー政策に力を入れる神奈川県の「かながわスマートエネルギー計画」に基づいており、県内の分散型電源から電力を調達し、県内の需要家に供給する新たな地域電力供給システムの構築を目指す神奈川県の補助事業です。神奈川県とエナリスは、再生可能エネルギーの導入拡大と蓄電池の普及を目指す「再エネ導入量拡大に資するバッテリーマネジメントサービス実証事業」(経済産業省「地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業費補助金」に採択)にも協同で参画しており、今回の採択は、再生可能エネルギーの導入拡大と電力の地産地消を相乗的に推し進めることにつながるものと考えています。

エナリスと湘南電力は、電力の効率的な利用と地域の活性化を促す分散型電源社会の実現に向けた新たなサービスの構築を目指し、今後も様々な取り組みを進めてまいります。

事業スキーム概要図

①電力の調達(地産)について
神奈川県内の太陽光発電事業者からの電力調達を基本とします。
発電事業者にとって、価格面の優遇や地域への貢献というメリットがあります。

②電力の供給(地消)について
湘南地域を中心とした県内の需要家(高圧受電施設)に電力を供給します。
需要家は、現状より安価な電力料金で電力を使用できることに加え、湘南電力の利益の一部が地域貢献活動へ還元されることにより、間接的に地域貢献できるというメリットがあります。

③地域での電力需給バランスの確保について
エネルギーマネジメントシステムで需要家の電力使用状況を監視します。
発電出力に応じ、需要家側に設置した蓄電池システムの自動制御によって需給バランスを確保したり、需要家側に空調機等の手動制御(自動制御)を要請することで、電力需要を抑制したりします。

 

■株式会社エナリス 企業HP https://www.eneres.co.jp/index.html
■湘南電力HP http://shonan-power.co.jp/
■神奈川県 記者発表資料 http://www.pref.kanagawa.jp/prs/list-2015-1-1.html

 

<報道関係者お問い合わせ先>

株式会社エナリス コーポレートコミュニケーション室

電話:03-6657-5453  E-mail:pr@eneres.co.jp

※湘南電力㈱ へのお問い合せもこちらで承ります。

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