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代表取締役社長 小林昌宏より新年のご挨拶

2017年01月01日

エナリスの新生に向けて

代表取締役社長 小林 昌宏謹んで新年のお慶びを申し上げます。

振り返りますと、当社にとって2016年は、“信”の年でした。
東京証券取引所からの特設注意市場銘柄の指定継続・監理銘柄(審査中)への指定を受けたことで改めて認識した“信用”の重大さ。また、少し時間を要しましたものの、“信念”を持って進めた内部管理体制の改善がようやく実を結び、KDDI株式会社との資本・業務提携の実現や、東京証券取引所からの特設注意市場銘柄指定解除および監理銘柄(審査中)指定解除によって、「不適切な会計処理」で失った”信用”を少しずつ取り戻すための一つの区切りを付けることができました。

これまでエナリスを“信”じて、支え、待っていただいた多くの株主の皆様、ご契約を続けていただいたお客様、パートナーの皆様、そして、エナリスグループの社員とそのご家族に改めて御礼申し上げます。この“信頼”を決して忘れないよう心に刻んで事業を進めていく所存です。

本年2017年は、“信”⇒“新”へと変わる「新生エナリス元年」です。
競争が激化する電力業界において、当社はエネルギー情報業としての優位性を遺憾なく発揮し、持続可能な電力社会の実現に向けた斬新かつ画期的なサービスを皆様へご提供するために、現在、当社の明確な基本戦略として3ヵ年中期経営計画を策定しており、作業は最終段階に入りつつあります。

中期経営計画を実行させるため、先行して、本年1月1日付で組織変更を行いました。“攻め”と“守り”のバランスを重視し、また、役割と責任を明確化させるための機能別組織(5本部1室)体制とすることで環境の変化に柔軟に対応してまいります。

変化を恐れず挑戦し続けるベンチャー精神を取り戻し、この2年間で培ったコンプライアンス重視の精神と結び合わせ、再起業する思いで、この中期経営計画の実現に向かってまいります。中期経営計画につきましては、本年3月の株主総会を目処に皆様に発表いたしますので、申し訳ありませんが、もう少々お待ち願います。

今日ここに、私たちは「新生エナリス」としての第一歩を踏み出しました。
2017年が当社にとって新たな飛躍の年になるよう、全社一丸となって邁進してまいりますので、皆様からのより一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

以上

代表取締役社長 小林 昌宏