2026年度 容量市場(発動指令電源)参加企業を募集
分散電源を活用したデマンドレスポンスで需給逼迫解消や改正省エネ法対応を
2023年08月23日
株式会社エナリス
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏)はこのたび、蓄電池や自家発電機、電気自動車(EV)など分散電源の制御や、生産ラインの稼働時間シフトといったデマンドレスポンス(DR)による電力供出に協力いただける企業等(以下、事業者様)を募集します。
今回の募集対象年度は2026年度で、募集締切は2024年1月末となります。供出いただく電力は、当社を介して「容量市場」の「発動指令電源」として取引されます※1。
抑制する電力消費量が小規模でも参加可能です。既存設備を有効活用して報酬を得ながら電力需給逼迫の解消に貢献しつつ、2023年4月に施行された改正省エネ法の「電気の需要の最適化」に対応する取り組みとして報告できます。
「容量市場」は、2020年度に開設された市場で、2024年度から実際の取引が行われる予定です。
エナリスは、「容量市場」の前身である「調整力公募」に参加する事業者様を2017年度から支援しており、アグリゲーター(特定卸供給事業者)の第1号に登録されています。2022年度には、日本で初めて電気自動車(EV)による「調整力公募」の参加を支援しました。
事業者様が保有する設備に応じて、最適で無理のない調整力供出を支援しますので、まずはご相談ください。
エナリスは再生可能エネルギー主力電源化社会の実現に貢献しながら、 人とエネルギーの新しい関係を創造し豊かな未来社会を実現してまいります。
※1:2022年度「容量市場」の約定結果により電力広域的運営推進機関と当社が締結した容量確保契約に基づく
容量市場(発動指令電源)参加企業 募集要領
■募集する設備
以下に該当する設備をお持ちの事業者様はお問い合わせください【2024年1月末締切】。
・自社内への電力供給源として使用することが可能な設備
例) 自家発電設備・蓄電池、蓄熱槽、電気自動車(EV)
・電力使用量を柔軟に変えることが可能な設備
例) 常時稼働している生産設備、空調、照明など
※上記以外の設備についても参加可否を確認させていただきますので、ご相談ください。
■募集する設備の規模(DRによる電力供出容量)
設備の規模は問いません。
※1,000kWに満たないお客さまも当社にてサポートいたしますので、ご相談ください。
※2024年度夏季(7~9月)または冬季(12~2月)に行われる『実効性テスト』の結果に基づき契約容量が確定します。
■要請からDRまでの流れ
① DR要請
・一般送配電事業者よりエナリスにDR要請がきたら、DR実行の約3時間前までに、エナリスからお客さま(事業者様等)にデマンドレスポンスの依頼をします。
・要請は最大で年12回までです。
② DR実行
・お客さまは、自社の設備を使って事前に登録した電力供出容量を供出するために、DRを3時間継続してください。
③ DR実施後(報酬)
・報酬をお支払いします(下記項目参照)。
■報酬
・契約量に応じてお支払いします。
・契約量に及ばなかった場合は、年間報酬が減額されます。
・それぞれの単価等についてはお問い合わせください。
■2026年度電力供出(要請とデマンドレスポンス対応)期間
2026年4月1日~2027年3月31日までの平日9時~20時
事業者様からのお申込み/お問い合わせ先
株式会社エナリス カスタマーサービスセンター
電話: 03-4226-2601 (9時~17時/土日祝日除く)
E-mail:erabeigyo_b@eneres.co.jp
HP:https://www.eneres.jp/agent/service/demandresponse
ウェブサイトにもサービスの詳細を掲載しておりますのでご覧ください。