PICK UPエナリスブログ
活動報告

年末年始におすすめの本 ~エピソードって面白い~

2024年12月26日

来年の年賀状の発行枚数の減少率が過去最大になる中、いまだに年賀状を書いている私です。

書くというより”届くこと”が楽しみ。
だから、自分宛はもちろん、家族に届く年賀状をいの一番にポストに取りに行き、真っ先に(勝手に?)読む私。

いろんなパターンの年賀状がありますが、やっぱり楽しみなのはエピソードが添えられているものですね。
お会いしたこともない方なのに、
「この人、家族の中でワンちゃんよりも肩身が狭くなってる!?」とか、
「今年はこんなことにはまってたんだ~」と勝手に親近感を覚えています。

その方なりの言葉で表現された短いストーリーに、誰かに支えられ、それぞれに喜怒哀楽のある1年を過ごされたんだな、ということを感じます。
そうすると、紋切型ではなく心から、「皆さまのご健康とご多幸を心からお祈りいたします」と伝えたくなり、
それで今年の年末も、一筋縄ではいかない家庭用プリンターと格闘しながら年賀状の宛名印刷に追われています。

そんな年の瀬、職場では、同僚の早川美奈子から1冊の本をもらいました。

「広報部のみんなで読んでね」と渡された本のタイトルは、
『盲導犬との絆、静かな感動 – 光を失った33人が自ら綴るエッセイ』。

付箋が貼られたページを開くと、20歳過ぎてから全盲になった早川と歴代4頭の盲導犬とのエピソードが綴られていました。
家庭を切り盛りする早川の力になってくれた初代盲導犬アリス、
働き盛りのご主人が闘病する中でそばにいてくれたナディア、
国家資格を取得して経済的自立を目指す早川を支えたプルナス、
そして現在の自由で快適な生活を支えてくれる4代目盲導犬のタッチ。

私が出会うずっと前の早川の人生とそれに寄り添ってきた盲導犬たちの姿が目に浮かび、なんだかジーンとしてしまいました。
今こうして、福利厚生の一環で開設されている当社のマッサージルームで、早川に体を施術してもらえるのも、盲導犬たちの支えがあったから。
施術台の横で昼寝している盲導犬タッチの顔を見ながら、ずっと元気でいてほしいなと心から願いたくなりました。

本には、視力を失い盲導犬と生活する33人の方の人生と、そこに寄り添う盲導犬とのエピソードが掲載されています。
今年は例年より一足早く、お会いしたことがない方の人生に触れる楽しみを味わうことができた気分です。
よかったら、皆さんも年末年始に読んでみてください。
Amazon.co.jp: 盲導犬との絆、静かな感動 – 光を失った33人が自ら綴るエッセイ – (ワニプラス)

さて、今年最後のエナリスブログとなりました。
今年も読んでいただき、ありがとうございました!
来年は、エナリスの喜怒哀楽ストーリーをお伝することで、
誰より真っ先にエナリスブログを見たい!と思う方が増えてくれたらうれしいなと思っています。

皆さま、良いお年をお迎えください(^^♪

写真はすべて©ENERES
文責 エナリス広報部

エナリスジャーナル

CONTACT

お問い合わせ