落ちているゴミに思いを馳せて ~令和6年度秋の「千代田区一斉清掃の日」に参加~
2024年12月20日2024年11月6日、恒例の「千代田区一斉清掃の日」にエナリス社員が参加し、オフィス近隣の美化活動を行いました。
千代田区一斉清掃の日について
「千代田区一斉清掃の日」は年2回(6月・11月)、千代田区の事業者や団体、住民などが参加し、千代田区内の清掃活動や環境美化に関する啓発活動を行うものです。エナリスは2022年11月から継続して参加しており、今回で5回目の活動となりました。
今回の清掃は…?
朝8時から16名が集まり、御茶ノ水駅と神保町周辺に散開しながらゴミを拾いました。当日は、当社以外にも近隣の事業者の方々がたくさん参加されており、至るところで「こんにちは!」と声を掛け合いました!大勢のボランティアの参加もあって、目につくようなゴミはほとんどありませんでした。(逆にゴミの取り合いになってしまった感もあり、実施日程を少しずらせばよかったかもしれません…)
参加者の感想
塩塚さん(経営管理部)
11月の秋晴れの中、いつもの始業時刻よりも早めに集まって、さぁ清掃活動開始!
通勤する方々が駅からオフィスという戦場に向かうなか、我々の戦場はJR御茶ノ水駅周辺。当初は通行の妨げになっていないか心配でしたが、落ちているゴミを拾い集めていくうちに、その心苦しさは薄れていきました。気分はもう宝探しです。
実は、千代田区は全国で初めて路上喫煙に罰則を設けた区なので、タバコの吸い殻は少ないのかなと思っていましたが、意外と落ちているものでした。
どうすれば街のゴミが減るんでしょう?例えば、ゴミ箱の設置場所を増やすのも1つの解決策かもしれません。ただ、その分ゴミ箱の管理者の負担が増えますし、うーん…。ゴミ拾いボランティア活動を通して、そう簡単には解の出ない問題に思いを馳せる秋の早朝でした。
発見!スマートゴミ箱!
ゴミ箱といえば、先日筆者が表参道で面白いゴミ箱を発見しました。カラフルでオシャレな外見をしたIoT技術搭載のスマートゴミ箱、その名も『SmaGO』(スマゴ)です。
この『SmaGO』は内部に搭載されたセンサーによって内容量のモニタリングを行うほか、自動圧縮装置により大容量のゴミを収容できるようです。
従来のゴミ箱は、ゴミの溜まり具合が分かりにくい、回収効率が悪いなど多くの課題がありますが、『SmaGO』はこれらを解決してしまうすごい発明品!当社も脱炭素・エネルギー方面で、このような革新的な取り組みに挑戦していきたいですね。
ただ、その一方で、ゴミ箱の設置数を増やせばすべて解決するわけではないとも感じます。例えば3R(リユース・リデュース・リサイクル)やアップサイクルなど、わたしたち一人一人がゴミに対する意識を変えていかなければ、根本的な問題は解決しないのではないでしょうか。(それこそが一番難しい課題かもしれませんね)
筆者はエナリスで、一人一人がエネルギーに対して“思い”を持つ社会をつくっていきたいと思っています。地道な活動ですが、自社事業や出前授業などさまざまなアプローチでアクションしていきたいです!
写真はすべて©ENERES
文責 エナリス広報部