中・高校生がエナリスにやってきた&小学校に出前授業に行ってきた
2024年01月31日2023年12月に当社を訪問してくれた2校の企業訪問のようすと2024年1月に当社社員が学校に出向いて実施した出前授業のようすをお届けします。
目次12月5日に流山市立常盤松中学校の生徒5名が来社
12月5日朝、寒空の下、オフィス付近にスマートフォンを覗き込みながら、路上で話し込む子どもの姿が。お声をかけたところ、まさしく当社を訪問予定の常盤松中学校の生徒たちでした。
千葉県の常盤松中学校では生徒たちの進路開拓の一助とすべく、企業訪問を行っているそうです。ブログで当社が子どもたちに定期的に行っているエネルギー編の出前授業を知り、今回初めて訪問してくださいました。
授業はエナリスの事業に関するお話からスタート。
中学生の皆さんに小売電気事業者の役割のお話はやや難しいと思い、お菓子工場と駄菓子屋さんの例え話を交えて説明しました。皆さんメモを取ったり頷いてくれたりする姿を見て、授業にも思わず熱が入ります。
その後、この日の授業のメインテーマであり、エナリスの創業事業である「需要予測」を体験するワークへ。家・学校・コンビニの3チームに分かれて、それぞれで電気がどのように使われるかの予測をしてもらいました。短時間ではありましたが、何に電気を使うかをたくさん出してくれ、想像以上のアウトプットにびっくり!
最後に行ったのはオフィスツアー。中学生にとって初めてのオフィスだからか、ツアー中は皆さん緊張気味でしたね。
ワークで触れた需給管理業務を行うフロアでは、まじまじとモニターを見ていました。
難しい内容もあったと思いますが、電力業界や会社で働くイメージが少しでもつかめたなら嬉しいです!
12月12日は福岡市立福翔高等学校の生徒17名が来社
「電気を使う量って、どうやって予測するんですか?」
エナリス本社のオフィスツアー中、電力需要予測と電力使用実績の推移を示す需給管理モニターを前に、生徒の一人がこんな質問をしてくれました。
「まさにそれを今から勉強するよ」
そうして始まったのが、福翔高等学校2年生たちの企業訪問です。
授業のテーマやワークの内容は前述の常盤松中学校の生徒さんと同じですが、高校生ならではの鋭い着眼点が垣間見えました。例えば…ワークの一環で、常に電力を使用している物を考えてもらったとき。冷蔵庫やWi‐Fiはよく挙がるのですが、ある生徒さんから火災報知器の名前が挙がったのです。私自身、これまで気づかなかったので、思わず感心してしまいました。
授業の隙間時間には、将来なりたいものについて雑談。大半はまだ分からない、という反応でした。そうだよね~、思い返せば私自身も、高校生のころは全くイメージが持てていなかったですし、どんな職業、どんな業界があるかもあまり知らなかったなぁ…
そんな中、司法書士になりたい、プログラマーになりたい、など明確な目標を持っている生徒さんもちらほら。頑張ってくださいね!
エナリスでの学びをきっかけに出会った福翔高等学校の皆さん。皆さんの未来を心から応援しています!
所沢市立若松小学校で多様性編の出前授業
2024年最初の出前授業は、1月9日に所沢市立若松小学校で実施させていただきました。
テーマは、3か月ぶりの開催となる多様性編「盲導犬と出前授業!視覚障がい者と働ける社会のために自分にできることを考えよう」で、講師は当社従業員で視覚障がいを持つ早川美奈子(人事部)と盲導犬のタッチです。
集まってくださった約50名の児童と保護者の方、児童の募集や会場となった体育館を暖かく快適な環境に整えてくださったPTAの方々、ありがとうございました!
90分の授業の中の人気コーナーの1つが、5つの椅子に4人の児童が座り、残りの空席に盲導犬が案内するデモンストレーション。この日も実施しました。
児童に「手伝ってくれる4人いますか?」と聞くと、次々と手が挙がり、じゃんけんで4人を選定するほど、皆さん積極的に参加してくれました。
最後の質疑応答のコーナーでは、
「点字を打ち間違えたときはどうするのですか?」
「エスカレーターはどうやって利用するのですか?」
「盲導犬は何歳まで仕事するんですか?」という質問のほか、
「もし地震で被災したらどうするんですか?」といった質問も出ました。
能登半島地震など悲痛な事態を子どもなりに想像し、目が見えない人だったらどうするんだろうとイメージしたのかなと、児童たちの想像力と優しさを感じました。
今年もたくさんの子どもたちに出前授業をお届けしていきたいと思います。
次はどこに出前かな?
写真はすべて©ENERES
文責 エナリス広報部