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活動報告

出前授業に行ってきました~綾瀬市立天台小学校でエネルギー編をお届け~

2023年12月28日

秋らしい澄み渡った青空が広がる11月30日、出前授業に行ってまいりました!

今回一緒に勉強したのは綾瀬市立天台小学校5年生の60名の児童。

出前したのは「電気を何に使うかの予測にチャレンジ!電気の使われ方が変わることを学ぼう」というエネルギー編の授業でした。

エナリス先生 「使う量より多めに発電して電線に送ると、街はどうなっちゃうと思う?」
児童     「明るくなりすぎちゃう!!」
エナリス先生  (笑)
いつも子どもたちから返ってくるこの答え。何度聞いてもかわいいな~ (^^♪

授業では、電気は需要と供給のバランスが崩れると大規模停電につながるおそれがあることを説明した上で、家や学校などでどの時間帯に何に電気を使っているかを洗い出すワークに取り組んでもらいました。
ワークでは、「エアコンかな」「テレビ!」「お兄ちゃんがゲームをやっている」など、家での生活を思い出しながら楽しそうに話したり、「休日といっても塾や習い事で変わってくる」と真剣に考えたりするようすが。ワークからの気付きを発表する時間では、「その建物の中に人がいるかどうかが電気の使い方に影響する」などと積極的に答えてくれました!

今回は、エナリスから2名の社員が出前授業に初参加。

その一人のリスクマネジメント部の奥田部長が社内向けに書いたレポートの一部をお届けします!緊張していた奥田が、どんどん楽しんでいくようすを感じていただけたらうれしいです。

奥田のレポート

最初に白状します。日頃は出前授業に直接携わる部署ではない私は、子どもたちと触れることがこんなにもすばらしい感動になるとは思っていませんでした。

今、「参加して心から良かった」という気持ちになった体験をこれからお話していきたいと思います。

同校は、授業の「総合学習」におけるSDGsの学びの一環としてエナリスの出前授業を選んでくれたそうです。

富士山を望む高台にある開放的な小学校でした。

雲一つない青空と引き締まった冬の空気の中、いやがおうにも緊張感が高まるのでした。

さあ、学校に到着し、5年1組 & 2組の皆さんとのご対面です。

賑やかに教室に集まってきた児童たち。

先生の号令で整列し大きな声であいさつをしてくれました。

ああ!ついに始まるぞと緊張感はさらに高まります。

広報部社員が講師となり、「発受電の需給バランス」の話で授業がスタートしました。

児童はどんな反応をするのだろう、理解してくれるだろうか。いろいろと不安がよぎります。

でもそんな不安はすぐに消え去りました。

児童たちは話を聞きながら思ったことをどんどん声に出し、講師との間で自然に対話が生まれていたのです。

続くワークで、児童は一生懸命に考え、手を動かし、目一杯楽しんでいました。

教える側も一緒に楽しむ気持ちが生まれるのを感じることができました。

その流れを継いで、私のパート”授業のまとめ”を気分よく存分に進めることができました。

事前に覚えたセリフは一切無視。勝手に授業を進めちゃいました。ごめんなさい!

90分という長丁場も、学童からあふれ出る元気にすっかり乗せられて、あっという間に過ぎた素敵な時間となりました。

こんな感動的な体験が出来る出前授業。行くまでは「ちゃんとやらないと」という気持ちが強くて、練習では堅苦しい話し方や雰囲気になっていたと思います。ふたを開ければ、児童のみんながどんどん乗せてくれて自由な気持ちでお話する事が出来ました。主役はやはり児童たちだなーとつくづく感じた次第です。

~奥田部長のレポート🎤以上~

子どもから学ぶこともある

初めて参加した奥田は、子どもたちとの間に生まれた“素敵な時間”にすっかり感動したようです。

一方、今年すでに何度もエネルギー編の授業を担当し、緊張という言葉を忘れかけていた私ですが、実は今回、ちょっとドキっとする場面がありました。

天台小学校の授業では、学校からのリクエストで、「世界で電気を使えない子どもが10人に1人の割合でいる」というクイズや、電気はSDGsのどのゴールと関連しているのかという発表など、SDGsに関する内容を盛り込ませていただきました。
児童たちは、「電気がないと勉強ができないね」「病気が治せない」という発見があったようです。

この中で、私がちょっとドキっと戸惑ってしまったのは最後の質問コーナー。
「エナリスは海外でも仕事をしてるんですか?」

世界でこんなにたくさんの人が電気がなくて困っている。
電気があれば勉強ができる、病気も治せるかもしれないと気付いた目の前の子がしてくれた質問に、私はなんて答えたらいいんだろう?
きっと、海外事業の有無ではない、もっと違う何かを言えたらいいのだろうか。
そう思いつつ上手に答えることができなかったのが心残りです。

自分が行っている目の前の仕事を、何のために、誰のために、どんな社会をつくることにつなげていきたいのか。改めて向き合っていきたいと思います。

最後に

当社にとって初めてのチャレンジとなる出前授業を始めたのが1年前。
手前みそですが、この日をもって、エナリスの出前授業(『エネルギー編』&視覚障がい者と盲導犬が講師となる『多様性編』)に参加いただいた児童らの数は1,000名を超えました。
スタートから1年間、本当にたくさんの学校にお声がけいただきました。
協力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。

今後ともエナリスの出前授業にご期待ください!

当日のようすは電気新聞に紹介いただきました

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写真はすべて©ENERES

文責 エナリス広報部

エナリスジャーナル