サステナブルな「イケダ夜市」で脱炭素を発信!
2023年06月21日エナリスは6月4日、徳島県三好市で行われた地域の屋台イベント「イケダ夜市」にブースを出しました。エナリスが徳島でなぜ!? ちょっとご紹介します。
イケダ夜市ってなんだ!?
「イケダ夜市」は、徳島県三好市池田町において、地元で事業を営む若手経営者が企画した屋台などが並ぶイベント。賑わい創出による地域経済循環への貢献に加えて、「最も消費電力の多い夕方にイベントを開催し、住民の外出によって家庭の消費電力を削減することを目的としています。
エナリスはCO2オフセットで脱炭素に貢献
脱炭素社会の実現に向けたソリューションを提供しているエナリスも、実証などでお世話になっているご縁から、消費者の行動変容を検証することを目的にこのイベントに協力することにしました。具体的にはエナリスグループが保有するJクレジット(排出権)を活用し、イベント参加者と運営スタッフの移動、会場でのエネルギー使用によるCO2排出量をオフセット(相殺)しました(【無効化量】2t-CO2)。また、子ども向けクイズブース「脱炭素学びブース」を出展しました。
大盛況のイケダ夜市
数日前に大雨が降り、当日の天気が心配されましたが、会場には、イベント開始時刻の4時前からすでに多くの人だかりが。地元有志の方の積極的なPR(町中のいたるところにこのイベントのポスターが掲示されていました!学校でチラシを配られたという子どもも!)が功を奏し、注目のイベントになっていたようです。
会場には、地元で評判の食事・スイーツのお店や、ボールすくい、竹馬などが体験できるお店など、子供から大人まで楽しめる素敵なお店が集まり、途中には楽器演奏のパフォーマンスなども。イベント開始から終了までとても多くの人で賑い、楽しい雰囲気のイベントとなりました。
エナリス初!クイズ形式の脱炭素学びブース
エナリスが出展した脱炭素学びブースでは、エナリス初の取組として環境・エネルギーに関するクイズコーナーをご用意(ポスターなどは社員のDIYです!)。エナリススタッフからのヒントを手掛かりに、6つの問題に挑戦してもらいました。
「脱炭素」は、特にお子さんにはまだあまりなじみのない言葉で、一から分かりやすく説明することに苦労しましたが、最終的には53名の方が見事全問正解されました。
実は今回のイベントは、ビールサーバーや電灯などで使用する電力の一部を地元の太陽光発電所で充電した蓄電池の電力で賄っていました。せっかくなのでそのことを来場者の方にも知ってもらいたいという想いから、脱炭素学びブースのクイズにも「ちくでんち」を絡めたものを取り入れていました。その甲斐あって、蓄電池に興味をもつ方や、「太陽光発電を設置するなら蓄電池も必要だね」と言ってくださる方などもいて、想いが伝わったことを実感できたイベントでした。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
今回の気付き
来場者の方の中には日ごろから自宅の電力使用量をチェックされたり、地域の再生可能エネルギーの活動に関心をお持ちだったりする方もいらっしゃったことが印象的でした。地元の方の思いがたくさん詰まったこの素晴らしい取り組みが今後ますます拡大し、三好地域の賑わいの創出に加えて、サステナブルについて考える、一つのきっかけになってほしいと思います。
おまけ:山内うどん
徳島がある四国はおいしいものがたくさんありますが、印象的だったのが移動中に立ち寄ったうどん店。うどんを茹でるのに薪釜が使われており、今回の出張にふさわしいサステナブルさを感じるお店です。雰囲気のよい店内で、打ち立てのうどんを店員さんおすすめの「ひやあつ」で美味しくいただきました。
写真はすべて©ENERES
文責 エナリス広報部