エナリスの企業理念をご存知ですか?
2022年11月28日10月某日、コンサルティング事業を展開するシンク・アンド・アクト株式会社(以下、シンクアンドアクト社)の方々が当社の企業理念推進活動の取材に来社されました。
当社の企業理念は、2019年にシンクアンドアクト社にサポートしてもらいながら、社員が中心となってつくり上げたものです。シンクアンドアクト社とのお付き合いはその後も続き、現在に至るまで企業理念推進活動に伴走していただいています。 当社が企業理念を策定してから丸3年。今日は、企業理念策定当時のことも振り返りながら、当社の企業理念についてご紹介したいと思います。
企業理念に込めた想い/DENIMプロジェクト
2004年に創業した当社ですが、2014年に発覚した不適切な会計処理をきっかけに、2019年にかけて経営体制の大変動がありました。創業当時に掲げていた企業理念もどこかに忘れ去られてしまい、企業理念が実質的にない状態が数年続いた2018年。経営や従業員の拠り所となる企業理念が必要だという従業員の声と、「経営体制に左右されることのない強い組織をつくる必要がある」という当時の小林昌宏社長の想いから、企業理念策定プロジェクトが立ち上がりました。企業理念は通常、創業者などの経営層が策定するものです。従業員自らの手で企業理念をつくるという手探りのチャレンジのはじまりでした。
最初に着手したのは策定メンバーの選定。従業員の投票により8名の策定メンバーが決まり、シンクアンドアクト社指南の下、企業理念策定プロジェクト“DENIM”がスタートしました。企業理念とは何か、他社はどのような企業理念を掲げているか、エナリスとは何者か、社会からどんなことを期待されているのか、私たちは何を目指しているのか・・・。正解のない問いにひとつずつ自分たちなりの答えを導き出し、次に進んでは引き返しということを繰り返し、やっとそれらしいものが出来上がったのが2019年の春。DENIMプロジェクトが発足してから1年が経っていました。その後、全社に意見を聞くためのワークショップなどを展開し、全従業員の声を吸い上げてようやく企業理念が完成しました。
当社の企業理念
Identity /“エナリスとはどういう人格を持った会社か”を位置付ける
“当たり前”を変革する
これまでになかったサービスを生み出し、電力業界の新しいスタンダードをつくってきた当社のDNAを表現。
Value/Identityを支える4つの価値観
・パイオニアスピリット
開拓者として、既成概念にとらわれることなく挑戦し続けるマインド
・プロフェッショナルパートナー
お客さまの真のニーズを見出し、期待を超える価値を提供しようとするマインド
・協奏マインド
お互いの長所を引き出し、協力しあってより良いものをつくり上げるマインド
・フェア+イズム
法令順守だけでなく、人として恥ずかしくない行動をとるマインド
Vision/上記Identityを持つエナリスが、日々の活動を通して目指すゴール
人とエネルギーの新しい関係を創造し 豊かな未来社会を実現する
企業理念策定から企業理念推進へ/DENIMからFlagへ
企業理念は策定して終わりではありません。経営層や従業員が判断に迷ったときのよりどころになるように、日々の活動においても、企業理念を身近に感じられることが重要です。
そこで、DENIMプロジェクトと入れ替わりで、企業理念を旗印として掲げて社員を導いていくための企業理念推進プロジェクト“Flag”がスタートしました。各本部から数名の代表者が集まって運営されるFlagは、少しずつメンバーを入れ替えながら、企業理念推進のためにさまざまな施策を行っています。
Flagの活動写真
定例会の様子
コロナで活動を中断された時期もありましたが、現在はリモート会議も取り入れながら、Flagの活動を継続中
Flagが実施したワークショップ
「「“当たり前”を変革する」事業を考えよう!」などをテーマに全社ワークショップを実施
エナリスの企業理念に込められた想いと推進活動について、少し理解していただけたでしょうか?従業員一人一人の行動の端々から企業理念が感じられる、そんな企業になれるよう、Flagプロジェクトメンバーを軸に日々精進中です。エナリスがこれからどんな“当たり前”を変革していくのか、ご期待ください!
写真はすべて©ENERES
取材・文責 エナリス広報部