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分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業に 新たに4社が参画
2021年07月21日制御リソースにエネファーム3,600台、EV80台などを追加
株式会社エナリス
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏、以下、エナリス)がコンソーシアムリーダーとなって実施する「令和3年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」に、新たに大阪ガス株式会社、日揮ホールディングス株式会社、エフィシエント株式会社、株式会社サニックスの4社が加わりました。これにより今年度実証体制は、16社となります。
エナリスは、経済産業省「令和3年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」に採択され、今後の普及拡大が見込まれる家庭用蓄電池をはじめとする低圧リソースを中心とした実証事業を12社と協力して実施することを2021年6月8日付で公表しております※1。この度、本実証に4社が加わったことにより、エネファーム3,600台や電気自動車(EV)約80台などの制御リソースが増え、低圧リソースの種類・台数・容量ともにより充実した環境で、そのポテンシャルを検証することが可能になりました。低圧リソースに加え、産業用蓄電池などの高圧リソースを活用した供給力、調整力の実証にも取り組んでまいります。
エナリスは、多様な分散型エネルギーリソースを活用するアグリゲーションビジネスの拡大を通じ、豊かな未来社会づくりに貢献する新しい電力システムの実現を目指します。
■実証スキーム図
■本実証の概要(7/21更新版)※下線部が追加情報
事業名 | 低圧リソースの活用をはじめとしたアグリゲーションビジネス拡大のための実証事業 |
実証期間 | 採択日~2022年2月22日 |
コンソーシアムリーダー | 株式会社エナリス |
リソースアグリゲーター | 株式会社エナリス、KDDI株式会社、東邦ガス株式会社、株式会社ナンワエナジー、株式会社スマートテック、 自然電力株式会社、株式会社Sassor、株式会社NTTスマイルエナジー、 大阪ガス株式会社、日揮ホールディングス株式会社、エフィシエント株式会社 |
実証協力事業社 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社、株式会社REXEV、京セラ株式会社、株式会社Looop、株式会社サニックス |
実証地域 | 全国 |
制御対象リソース | 家庭用蓄電池、エネファーム、産業用蓄電池、自家発電機、EV他 |
実証内容 | 供給力実証: ・蓄電池によるアービトラージ制御 ・自家発電機、エネファームによる経済DR制御 ・EVによる上げDR制御 調整力実証: ・自家発電機・蓄電池・EVによる一次調整力制御 ・家庭用蓄電池、エネファーム、EVによる三次調整力①・②制御 ・自家発電機・産業用蓄電池による三次調整力①制御 独自実証: ・5G+MECを用いた高速フィードバック制御の検証 ・配電網制約を考慮した低圧リソース活用検討 ・需給逼迫時のDERポテンシャル最大化検討 ・PVインバランス回避制御 |
- ※1:「VPP技術開発は次なるステップへ」https://www.eneres.co.jp/news/release/20210608_02.html