エナリスのAIスキル腕試しをした結果、“SIGNATE”でメダル獲得!
2024年11月06日こうしてエナリスブログを書いていますが、ブログって何なのでしょうね?(ブログ迷走中…)
AIに、「“おもしろく”説明して」と聞いてみました…。
「ブログはインターネットの日記帳!個人の思いや冒険が文字、写真、動画で綴られ、世界中の誰とでも共有できる魔法のノートです。あなたの好きなことを語り、反応を楽しもう!」だそうです。
なるほど!好きに書いてみます(^^)
最近のエナリスのAI研究のお話でも。
エナリスでは、日々AI研究に取り組んでいまして、先日はコンペに参加しました。
そこで好成績をおさめて、2つのメダルを獲得しました!
結果!
星野 光保 18位/1,123チーム中(上位2%) 銀メダル
チームエナリス 86位/1,123チーム中(上位8%) 銅メダル
(髙橋 大輔、遠藤 暉、中村 俊、宮下 仁)
開催概要
- 開催日:2024年8月1日〜9月1日
- 主催者:株式会社SIGNATE
- タイトル:AI/データ分析コンペティション「SIGNATE Cup 2024」
このコンペ、どのくらいすごいかというと、「国内のAIコンペでは一強」(弊社参加者談)だそうで、AI業界では知る人ぞ知る大きなコンペとのこと。日本国内の個人や企業が参加することができて、AI技術の腕を競います。
コンペ内容
「旅行会社の保有する顧客データ(属性や志向、営業担当との接触履歴等)を元に、旅行パッケージの成約率を予測するモデルを構築する」というもの。
▼このようなイメージで成約率を予測します
(※SIGNATEサイトより引用)
エナリスにはさまざまな電力サービスがあって、電力需要や気象条件など各種データから予測精度の高いAIモデルを構築することが求められます。“予測”が電力ビジネスの要と言っても過言でありませんので、こういった研究に力を入れているわけです。
参加社員に聞いてみました!
星野 光保
「SIGNATEコンペは過去に数回参加しており、その経験からshakeup(暫定順位から最終順位の大規模な変動)が起こりやすいことが予想できたので、それに耐えうるロバスト(堅牢)な交差検証方法を確立できたことが好成績に繋がったと考えています。また、シンプルな二値分類の課題でありながら実ビジネスを想定した条件設定になっており、今後本コンペで得られた知見の弊社ビジネスへの適用を検討していきます。」
髙橋 大輔
「結果は銅メダルでしたが、エナリスチームで協力しての入賞に大きな意義があったと感じています。メンバー一人ひとりの専門知識と能力をさらに伸ばす機会となったはずですし、チームとして知識の共有や戦略のすり合わせ成果に貢献できたことは、実際のビジネスシーンでの対応力を高める体制構築にも繋がるはずです。今後もこのような取り組みを積極的に進め、全体の能力向上を目指していきたいと考えています。」
遠藤 暉
「SIGNATE Cup 2024での入賞は、チームの協力と専門性の成果です。全員の情熱と努力が結実しました。次のステップへ進むと共に革新的なソリューションの提供に努めます。そして、これからも新たな挑戦を続け、ビジネスへの貢献を目指します。」
このように参加したメンバーも気合いが入っています!普段は寡黙なメンバーですが(私にだけ?)、熱い想いを持ったメンバーがエナリスのAI技術を牽引しています。
最後に
最後になりますが、エナリスは、「再エネ主力電源化、脱炭素社会の実現に貢献する新しい電力システムの構築」という命題を掲げています。
AI研究はその手段の一つですが、こうしてコンペに参加して、結果を残せたというのは自信につながりますし、社内の士気も上がっています!
電力業界は複雑で、価格競争になりがち…なのですが、しっかりと基礎を固めて命題に向かって奮闘しているということが、このブログを通して少しでも伝わればうれしいです…!
エナリスのAI研究はまだまだ続く…今後の活動にも乞うご期待です(エナリスブログとともに)。
写真はすべて©ENERES
文責 エナリス広報部